今日の一枚
マングローブという名を耳にする機会も、最近増えてきたように感じます。しかし、マングローブと言うのは植物の種名だけではありません。亜熱帯域や熱帯域の海の塩水と川の淡水が混ざり合う「汽水域(きすいいき)」と呼ばれる環境だけに生育する植物や地域の総称の呼び名です。 マングローブの木は繁殖時期になると果実の中にある種が、まだ果実が母親の木(母樹)についている状態で発芽し、成長をはじめます。やがて大きくなった胎生種子が落ち、それが潮流に乗って広がります。漂流しながら成長し、浅瀬に根が絡むとそこから新たに木が育ちます! それで「漂木」と書いて「ヒルギ」と言う和名の由来になっています。 ちなみにオヒルギと言うのは雄漂木と書き、男性らしい雄的な特徴があることが名前の由来です。 反対にメヒルギ(雌漂木)と言う女性らしい特徴のあるマングローブの木もあります。 大半は地中に刺さることが無く、そのまま海へ流れてしまい芽が出ません。 家庭でも育てることが出来るので、ツアー中に苗を見つたら飼育にも挑戦してみてください。本日は冒険島の目の前の港「前兼久漁港」は沢山のダイバー・シュノーケラーで大賑わいでした。 台風のうねりや風の影響で現在の沖縄本島全域の中でも穏やかな海況で潜れる場所が恩納村エリアに限られる為、島中からマリンスポーツを楽しむ皆さんが訪れました。 次第に海も穏やかになり、海中も透明度が戻ってきました。 昼頃にまとまった雨が降った為、午後のカヤックツアーやリバートレッキングの開催が心配されましたが、タイミングよく雨も止み無事にツアー開催となった一日です。 ようやく台風の影響が終わり、通常通りの日々が戻ってきましたよ~!